川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

お年玉 179 源頼朝

 朝、天気予報が変わり曇りになったので、一人で海沿いを走って来ました。それから、風で乾かそうと洗濯もしました。本島ではコロナが爆発的に増えていますが、今の所、島は平和です。

「日本史1200人」179 源頼朝(1147〜1199)

鎌倉幕府を開き征夷大将軍となる。初陣は13歳の平治の乱であり敗戦して伊豆に流された。その監視役は初め伊東祐親であったが、頼朝はその娘と通じ子ができた。激怒した祐親から逃れたが、次の監視役の北条時政の娘・政子とも通じこれを妻とした。33歳の時、後白河法皇の子・以仁王から平時討伐の令旨を受けて立ち上がった。富士川の戦いの後は弟の義経と範頼に遠征を任せ、鎌倉幕府の体制づくりに専念した。自分に追従する武士を御家人とし領地を保証し、主従関係の確立に努めた。平氏を破り最初に上京した源義仲を乱暴狼藉の故に討ち、結果として敵となった義経を自害させ、奥州藤原氏を滅ぼすなどして上洛し、後白河法皇死後の1192年に征夷大将軍となった。

「色男関係作りのお年玉 源頼朝 に 端遊」

お年玉が新年の季語です。娘とも武士とも関係作りには、何かとお年玉が必要かな・・・1185年、頼朝は義経捜索を名目に、守護・地頭を任命する権利を後白河法皇に認めさせました。守護は地方長官で、地頭は徴税・土地管理を行います。こうして頼朝は東国だけでなく西国も支配できるようになりました。

習字は、「色男」は角・丸で、「関係作りの」は柔らかく、「お年玉」はとぼけて、というつもりで書きました。


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