川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

冷や酒 320 足利義視

朝、一人で海沿いを走って来ました。シャワーを浴びて体重を測ったら52.7kgと東京に行く前の6月16日より1.5kg減っていました。東京でも16時間ダイエットは続けていましたが、好きなものを食べていたのでチョッとビックリしました。

「日本史1200人」320 足利義視(1439〜1491)

足利義政の弟。義政に子がない時、還俗して後継となった。後に甥・義尚が誕生し将軍世嗣とされたが、特に義視の立場に変化はなかった。1467年に応仁の乱が発生すると、当初、義視は義政・富子・義尚らとともに東軍に属したが、1468年に義政との対立から西軍に移り、朝敵として追討された。1489年に第9代将軍・義尚が死去すると、義視は義材と上洛し、乱以来となる義政との対面を果たした。1490年に義材は10代将軍となり、自らは将軍の父(大御所)として政務をとった。

「冷や酒に弟の運聞いてみる 足利義視 に 端遊」

冷や酒が7月の季語です。弟に生まれた紆余曲折を、義視はどう思ったかな・・・大御所となって束の間、妻良子を失ったのに続いて自身も腫物を患い死去しました。前年に世を去った兄・義政の同じ月の命日でした。

習字は、「冷や酒に」はサラリと、「弟の運」は大胆に、「聞いてみる」は控えめに、というつもりで書きました。


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