川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

空蝉 321 足利義稙

 土曜日の夜は、友が開店した居酒屋に行き、楽しく飲みました。日曜日は家でのんびりしました。ユーチューブで見た60歳のキャンパーのよく笑う姿に勉強させられました。今日の朝は、一人で海沿いを走って来ました。笑顔で走ることを心がけました。

「日本史1200人」321 足利義稙(初名は義材、1466〜1523)

室町幕府第10代将軍、足利義視の子。1468年以来、父・義視の流浪に伴い各地を転々とする。1489年に第9代将軍・義尚が死去すると父・義視とともに上洛し、第10代将軍となるが、管領細川氏と対立し幽閉され、その後に復帰するが再び廃され、亡命先の阿波で死去した。将軍職を追われて諸国を流浪した経緯から、「流れ公方」「島の公方」などと称された。

「空蝉やあっという間の天下じゃな 足利義稙 に 端遊」

空蝉(ウツセミ)が7月の季語です。セミの抜け殻です。セミは6年間地下に住み、地上は2週間の命です。木を掴んだような空蝉をジッと見ている義稙です・・・将軍在職は、1度目は1490〜1495年、後に約13年半の逃亡生活を送り、2度目は1508〜1522年で、鎌倉・室町・江戸の3幕府の将軍の中で唯一、将軍職を再任されている人物でもあります。

習字は、「空蝉や」は弱く、「あっという間の」は大胆に、「天下じゃな」は強く、というつもりで書きました。


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