川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

出稼ぎ 186 ルイ8世

手術後2日目、未だ何も食べてなく、看護師は「おなら出ました?」とだけ聞くので、おならと思って気張ったら、便がドバっと出ました。その後の処理は涙ものです・・・とにかく元気です。

186 ルイ8世(1187〜1226)

フランス王、カペー家・フィリップ2世の子、獅子王と呼ばれる。即位前にはイギリスのジョン王と戦い、一時はロンドンを占領し戴冠目前だったが、ジョン王が急死した後、跡を継いだヘンリー3世が諸侯と和解したため、撤退を余儀なくされた。即位後は当時神聖ローマ帝国領だったプロヴァンスの征服に乗り出した。戦い疲れた南仏の諸都市はほとんど抵抗せずに降伏し、南仏への王権伸張に成功した。しかし、パリへの帰路モンパンシエ城において崩じた。死因はおそらく戦地で感染した赤痢とされるが、毒殺との噂が当時流れた。

獅子王の出稼ぎナイスと ン 落ちじゃ ルイ8世 に 端遊」

出稼ぎが11月の季語です。ロンドンでもプロヴァンスでも落ちが付きました・・・ルイ8世の母イザベルは西フランク王家だったカロリング家の血を引いており、カペー家カロリング家の両方の血統を受け継ぐルイ8世が誕生することで、さらにフランス王の正当性が高まったと考えられました。

習字は、「獅子王の」はスッキリと、「出稼ぎナイスと」は明るく、「 ン 落ちじゃ」はコケたように、というつもりで書きました。


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