川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

ピクニック 259 イヴァン3世

朝、一人で海沿いを走って来ました。風が強く、海は大荒れでしたが、不思議とそれほど寒くありませんでした。

259 イヴァン3世(1440〜1505)

ロシアのモスクワ大公。「イヴァン大帝」「暴帝」ともいわれる。周辺の公国を併合し、モンゴルのキプチャク・ハン国の軍勢を破り「タタールのくびき」から解放し、公国の支配領域を東西に大きく広げて即位時から4倍増とし、強力な統一国家を建設した。さらに、東ローマ帝国最後の皇帝の姪と結婚して、皇帝の後継者を自任し、「双頭の鷲」の紋章とツァーリの称号を引き継いだ。治世の終わりにはロシアの統一がほぼ達成された。

ツァーリだぞ西へ東へピクニック イヴァン3世 に 端遊」

ピクニックが3月の季語です。青草を踏み・草を摘むことを戦に掛けました・・・ツァーリ称号を使用して東ローマ帝国の後継者になったと主張するのは、当時のロシアの国際的地位から見ても無理があると思われます。しかし後世、ロシア国家が「第三のローマ」として世界帝国を自認するうえでは、大きく影響したことは間違いありません。

習字は、「ツァーリだぞ」は強く、「西へ東へ」は駆けずり回るように、「ピクニック」は楽しげに、というつもりで書きました。


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