川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

蒲公英 271 グレゴリウス1世

土日は嫁さんの勉強部屋を整えました。今日の朝は、一人で善福寺川沿いを走ってきました。桜が咲いています。

271 グレゴリウス1世(540〜604)

ローマ教皇。ローマの貴族に生まれ、ローマ市知事となったが、私財を投じて修道院を建て、自ら修道院に入った。典礼の整備、教会改革で知られ、中世初期を代表する教皇である。グレゴリウスは宗教的裁治の管轄権が教皇にあると主張したが、皇帝のローマ教皇の任命権を認めた。彼は国家に権力を認める代わりに、キリスト教秩序への参画を求め、助言・指導することで、間接的に道徳的権威を行使した。キリスト教精神は国家理念の欠如していたこれら部族国家の目標となり、教皇座の霊的権能を高めた。

「国家とは聞け蒲公英に権威ぞよ グレゴリウス1世 に 端遊」

蒲公英(タンポポ)が3月の季語です。山野に咲きます。花言葉「愛の神託・神託」に掛けました・・・グレゴリウスは多くの著作を残したことで知られ、多くの書簡も残されています。グレゴリオ聖歌の名は彼に由来しており、伝承では彼自身多くの聖歌を作曲したとされています。

習字は、「国家とは」はスッキリと、「聞け蒲公英に」は柔らかく、「権威ぞよ」はおおらか風に、というつもりで書きました。


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