川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

金縷梅 270 レオ1世

昨夜、WBCに興奮して、イッパイお酒を飲んだので、今日は寝坊してしまいました。でも、本当に楽しい一夜でした。

270 レオ1世(390〜461)

ローマ教皇教皇権と正当教義の確立に努めた。外交交渉に優れ、イタリアに侵入したフン族の首領アッティラを説得して撤退させた。実際は、フン族の陣営に疫病と飢餓が発生していたと見られている。ヨーロッパでは、ローマ教皇の忠告を守らなかったアッティラに神の天罰が下り死亡し、部下は天罰を恐れ夕日を背にして東方に帰っていった、という有名な伝承が残っている。これが、その後千年近く続く、王や諸侯よりも強大なキリスト教の権威が生まれるきっかけになった。

「金縷梅よアッティラ呪えフン飛ばせ レオ1世 に 端遊」

金縷梅(マンサク)が3月の季語です。黄色のねじれた花が葉より先に咲きます。花言葉「呪文・魔力」に掛けました・・・当時の欧州は、ゲルマン民族の大移動による紛争時代でしたが、レオ1世は常に平和的な解決を図り「大教皇」と称されています。

習字は、「金縷梅よ」はスッキリと、「アッティラ呪え」は強く、「フン飛ばせ」はごちゃごちゃと、というつもりで書きました。


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