朝、善福寺川に沿って走って来ました。ちょうどWBCに間に合うように帰って来ました。
273 クレメンス5世(1264〜1314)
ローマ教皇。フィリップ4世の後援により教皇に選出され、その要請を受け教皇庁をフランスのアヴィニョンに移転した。以後約70年間、教皇権はフランス王の強い影響のもとに置かれることとなった(アヴィニョン捕囚時代)。さらに、フィリップ4世の要請により、テンプル騎士団を異端と宣言して解散させた。騎士団の最高幹部は火刑に処せられたが、騎士団長のド・モレーは死の際にフィリップ4世とクレメンス5世を呪ったという。奇しくも2人とも同年に相次いでこの世を去っている。
「ｱｳﾞｨﾆｮﾝに？御意！ギョイですと鯥五郎 ｸﾚﾒﾝｽ5世 に 端遊」
鯥五郎(ﾑﾂｺﾞﾛｳ)が3月の季語です。出目がくっつき、胸鰭で這ったり、全身で跳ねたりします。フィリップに言いなりのクレメンスが何となく浮かびました・・・クレメンス5世の遺体は、安置された教会が雷による火災に遭ったために、酷く損傷したといわれています。
習字は、「ｱｳﾞｨﾆｮﾝに？」は弱く、「御意！ギョイですと」は弱強く、「鯥五郎」はとぼけて、というつもりで書きました。
