川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

春の闇 283 レオ10世

昨夜食べすぎたので、今日はランを休みました。昼も抜こうと思ったのですが、お隣から桜のご飯を頂いたので、ありがたく美味しく頂きました。また、別のお隣から美味しそうなパンを頂いたので、夜のお酒のおつまみとして頂くつもりです。

283 レオ10世(1475〜1521)

ローマ教皇。レオ10世が教皇として業績を残すのは、政治の面ではなく、文化の面であった。前教皇が着手したサン・ピエトロ大聖堂の建設を引継ぎ、ミケランジェロラファエロらの芸術家のパトロンとなり、ローマを中心とするルネサンス文化は最盛期を迎えた。1517年に大聖堂建設資金のためにドイツでの免罪符販売を認めたことが、ルターによる宗教改革の直接のきっかけになった。行列や宴会など、とにかく贅沢が好きで湯水のように浪費を続け、享楽に満ちた聖都ローマは、ルターに「新しきバビロン」と非難された。

「贅が好きホラ免罪符春の闇 レオ10世 に 端遊」

春の闇が4月の季語です。本来は、やさしく香り立つ闇ですが、生ぬるく匂いのする闇にしました・・・教皇庁には未曾有の財政破綻が起こり、「レオ10世は3代の教皇の収入を1人で食いつぶした。」とも言われました。

習字は、「贅が好き」は大胆に、「ホラ免罪符」は弱く、「春の闇」は強く、というつもりで書きました。


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