川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

亀鳴く 289 ツヴィングリ

朝、善福寺川沿いを走ってきました。久しぶりに足が軽く、快適に走れました。従妹から東京に来るとメールがあり、ホテルを調べると、シングルは高いなァ〜〜とつくづく思いました。

289 ツヴィングリ(1484〜1531)

スイス・宗教改革者。ルターと同じようにキリスト教の信仰の基準を「聖書のみ」と考えた。教皇の権威や従来の教会に疑問を持ち、修道院の閉鎖や、聖画像・ミサの廃止などを主張し、チューリッヒ市参事会もこれに答えた。ルターと違いツヴィングリは人間の協働の重要性を強調している。つまり神の選びのみがすべてであると考えたルターと異なり、人間の態度も神の選びに影響を及ぼすと考えたのである。さらに、聖体を単なる象徴と考えていた点においてルターとの差が決定的なものとなった。

「亀鳴くと権威が言えばアーメンか? ツヴィングリ に 端遊」

亀鳴くが4月の季語です。藤原為家の句が始まりだそうです。なお、「アーメン」は「まことにそうです」を意味しているそうです・・・ルターと並んで宗教改革の初期の立役者の一人ですが、ルターと対立したことや、志半ばにして戦死したことなどからルターほどの知名度は得られませんでした。

習字は、「亀鳴くと」は楽しく、「権威が言えば」は凄んで、「アーメンか?」はとぼけて、というつもりで書きました。


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