川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

どんたく 304 ミュンツァー

 朝、善福寺川沿いを走ってきました。なぜか走り方がお尻の下に足が着地する感覚となり、早くはないけど疲れませんでした。

「世界史1200人」304 ミュンツァー(1489〜1525)

ドイツ・農民戦争の指導者、宗教改革者。神学を研究しマルティン・ルターと知り合い信奉者となった。後にルターの聖書中心主義ではなく、神の直接の啓示による救済を説き、聖書の言葉を階級闘争に翻訳し、字の読めない貧しい人々に浸透した。共産主義の先駆けとして、理想国家樹立を意図したとされる。農民戦争に参加して破れ、斬首刑にされた。彼はルターを「嘘つき博士」と批判し、ルターは彼を「悪魔」と呼んだという。

「聖書では神と共産どんたくじゃ ミュンツァー に 端遊」

どんたくが5月の季語です。博多の祭りで稚児・傘鉾・山車が練り歩きます。神と共産が一緒に練歩かないかな・・・ミュンツァーは体躯矮小にして、眼は炎のごとく、弁舌は粗野で民衆的かつ熱烈で、内的衝動にしたがって行動し、組織の人というよりは独立不羈・傍若無人の人柄といわれました。

習字は、「聖書では」は弱く、「神と共産」は強く、「どんたくじゃ」は楽しく、というつもりで書きました。


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