川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

繭 314 トスカネリ

昨日、居酒屋に行って家でも飲んだので飲み過ぎました。で、今日は善福寺川沿いを散歩してきました。

「世界史1200人」314 トスカネリ(1397〜1482)

イタリア・天文学者・医師。地球球体説を主張し、コロンブスに影響を与えたとされるが、実際にはその150年以上前に書かれたダンテの「神曲・地獄篇」に地球球体説を前提とした描写が見られる。ポルトガルの友人へ送った手紙と地図では、西回りでアジアに行く計画が詳細に述べられていた。後に筆写版を入手したコロンブスは、航海にこれを携えていったという。トスカネリが地球の直径を小さく見積もる誤りを犯したことは、コロンブスアメリカ大陸をアジアと誤解する原因となった。

「大体は地球は丸い繭球じゃ トスカネリ に 端遊」

繭が5月の季語です。繭の形は球形と俵形があります。よりによって彼の地球の直径をコロンブスが使うとは・・・トスカネリは、いくつもの彗星を観測し、それらの軌道を念入りに計算しました。彼が観察した彗星には1456年のハレー彗星も含まれます。

習字は、「大体は」はとぼけて、「地球は丸い」はサラリと、「繭球じゃ」は優しく、というつもりで書きました。


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