川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

夜半の夏 351 ミケランジェロ

土・日曜日の国際カジキ釣り大会は326kgの超大物があがり、盛会のうちに終了しました。今日はいつもの静かな朝で、海沿いを走ってから、草取りをしました。

351 ミケランジェロ(1475〜1564)

イタリア・画家。ルネサンス三代巨匠のひとり。23歳頃に制作した聖母マリアの嘆き「ピエタ」は「人間の潜在能力の発露であり、彫刻作品の限界を超えた」と評価され、あたかも実物を目の前にしているかのような完璧な作品だとされた。また、最も有名な代表作といえる「ダヴィデ像」を完成させたのは29歳であり、評価を決定的なものとした。彫刻分野以外の作品は決して多くはないが、様々な分野で優れた芸術作品を残し、レオナルド・ダ・ヴィンチと同じく「万能の人」と呼ばれた。

「小さい!とダヴィデ呟く夜半の夏 ミケランジェロ に 端遊」

夜半の夏が7月の季語です。考え事などして短くなってしまう夏の夜のことです。「ダヴィデ像」を見ると思います・・・当初、完成させた「最後の審判」は、キリストも聖母マリアも裸体で表現されていました。ミケランジェロの死後に、裸体で描かれた人物の局部を隠すことが決定され、この仕事を任されたのは弟子のダニエレでした。

習字は、「小さい!と」は悲しく、「ダヴィデ呟く」は弱く、「夜半の夏」はサラリと、というつもりで書きました。


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