川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

夏の夜 359 ボス

朝、海沿いを走ってきました。バイクに乗った観光客が馬に道を塞がれて困っていたので、道を開けてあげました。

359 ボス(1450〜1516)

ネーデルランド・画家。聖書に基づく寓話を絵にした作品が多いが、シュルレアリスムを思わせるような幻想的で怪異な作風が特徴である。有名な三連祭壇画の「快楽の園」は、左のパネルにはアダムとイブの「エデンの園」があり、右のパネルには胴体が卵の殻の男、人間を丸呑みにしてはすぐ排泄する怪鳥など、奇怪な「地獄」がある。中央のパネルは「快楽の園」で、無数の裸の男女が快楽に耽っているが、背景には奇妙な生物とも無生物ともつかない物体が配置されている。その作風はブリューゲルを始めとする後世の画家に大きな影響を与えた。

「夏の夜のシュールな地獄ダリ ギョギョッ! ボス に 端遊」

夏の夜が7月の季語です。「地獄」は夏の夜の感じです。500年後のダリもギョギョッだろうな・・・ボスの生涯には不明な点が多いのですが、富裕な家の娘と結婚して「聖母マリア兄弟会」に所属し、名士としても活動しながら会の依頼で絵画の制作活動を行っていたと考えられています。

習字は、「夏の夜の」はスッキリと、「シュールな地獄」は機械的に、「ダリぎょぎょっ」はそれなりに、というつもりで書きました。「ギョギョッ」は、さかなクンの真似をしたかったのですが、カタカナでは表情が出せないので、ひらがなにしました。


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