川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

青北風 378 トマス・モア

朝、海沿いを走ってきました。久しぶりにジョン・デンバーを聞いたら、快調に走ることができました。

「世界史1200人」378 トマス・モア(1478~1535)

イングランドの法律家・思想家・人文主義者。政治・社会を風刺した「ユートピア」の著述で知られる。離婚問題を巡ってヘンリー8世ローマ教皇と反目し、大法官のモアに助言を求めた。しかし、3年間で6名の異端者を処刑するほどの熱心なカトリック信徒であるモアは、離婚を正当化する根拠は無いことを告げ大法官を辞職した。やがてヘンリー8世によるモアへの復讐が始まり、反逆罪で刑死させられた。この処刑は後に「王の名のもとに行われた最大の犯罪」と言われた。

ユートピア仰ぎ見る 間に 青北風だ! トマス・モア に 端遊」

青北風(アオギタ)が8月の季語です。夏の風が北風に変わる、その時の風です。モアは青北風を予見してたかな・・・主著「ユートピア」は架空の国を舞台に、自由・平等で戦争のない共産主義的な理想社会を描いたものです。

習字は、「ユートピア」はスッキリと、「仰ぎ見る 間に」は幼く、「青北風ダ」は強く大胆に、というつもりで書きました。


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