川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

寄鍋 435 ポンパドゥール

昨日は上野の国立博物館東京都美術館に行きました。博物館では中国と韓国の工芸を、美術館では現代書道を見てきました。今日の朝はいつものように善福寺川沿いを走ってきました。

「世界史1200人」435 ポンパドゥール(1721〜1764)

フランス、ルイ15世の公妾(愛人)。才知と美貌で知られ、公妾の立場を利用して、湯水のように金を使い、政治に強く干渉した。七年戦争ではオーストリア・ロシアの2人の女帝と組んでプロイセン・イギリスと対抗した。病弱ではあったが、ベッドの上でフランスの政治を牛耳った「影の実力者」といえる。学芸的な才能にも恵まれ、サロンを開いてヴォルテールディドロなどの啓蒙思想家と親交を結んだ。また芸術の熱心な愛好家・パトロンでもあり、優雅なロココ様式の発達した時代になった。

「おほほのほ政治芸術寄鍋ね ポンパドゥール に 端遊」

寄鍋が11月の季語です。好きな材料を鍋に入れて煮ながら食べます。公妾ってホントに強いんだな・・・現代では、ポンパドゥールは男性の前髪を高くしたスタイル、或いは女性の前髪を大きく膨らませて高い位置でまとめたスタイルです。

習字は、「おホほのほ」はだんだん図々しく、「政治芸術」は大胆に鍋の中に、「寄鍋ね」はサラリと、というつもりで書きました。


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さて、世界史2章が終わったので、次回から日本史3章に行きます。