川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

大寒 415 岩城常隆

朝、海沿いを走ってきました。行きは考え事をしながら走ったのでゆっくりと、帰りはダンスミュージックに乗って快調に走ってきました。

「日本史1200人」415 岩城常隆(1567〜1590)

岩城氏17代当主、陸奥国戦国大名。11歳で当主になるが、実権は佐竹氏に握られていた。1584年に伊達政宗が積極的な勢力拡大策を採ると、蘆名氏・佐竹氏らと共に、常隆もしばしば伊達氏と相対している。1586年の人取橋の戦いでは伊達氏の重臣を討ち取ったりもしたが、1589年に政宗摺上原の戦いに勝利し蘆名氏を滅ぼすと、和睦して伊達氏に以後臣従した。1590年の豊臣秀吉小田原征伐に参陣することで所領を安堵されたが、まもなく病に倒れ、鎌倉で死去した。

大寒じゃ右も左もお殿さま 岩城常隆 に 端遊」

大寒が1月の季語です。年間で最も寒い日です。強いお殿様に囲まれて、さぞ寒かったろうな・・・常隆には政隆という実子がいましたが、幼少であったことや、豊臣政権の都合により、佐竹氏の三男が岩城氏を継承しました。政隆は岩城領を追われて父の実家である伊達氏に逃れました。

習字は、「大寒じゃ」は悲しく、「右も左も」は弱く、「お殿さま」は強く、というつもりで書きました。


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