川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

夜盗虫 501 宇喜多直家

朝、小雨が降っていたので、習字が一段落してから、善福寺川沿いを走ってきました。家の前の土木工事で家が時々振動します。

「日本史1200人」501 宇喜多直家(ナオイエ;1529〜1582)

備前国戦国大名。宇喜多興家の子として生まれたとするが近年は否定され、一説に備前国砥石城で生まれたという。直家は浦上宗景の傘下の国衆として勢力を拡大して宇喜多氏の家督を奪回した。そして、姻戚関係の松田元輝・元賢親子や岡山城主・金光宗高などを没落させるなどして、浦上家で随一の実力者となった。さらに、諜略により宗景配下諸氏の離反を相次がせ、宗景と犬猿の仲であった毛利氏と結び、宗景を播磨国へ退け支配域を拡大した。やがて、織田信長の命を受けた羽柴秀吉が進出してくると、一旦は対抗したが、毛利氏と手を切って信長に臣従し、以降は毛利氏と合戦を繰り返した。

「謀将と?あたりまえじゃ!と夜盗虫 宇喜多直家 に 端遊」

夜盗虫(ヨトウムシ)が5月の季語です。夜盗蛾の幼虫で、夜に畑に出てきて作物を食い荒らします・・・直家は、「斎藤道三松永久秀に並ぶ三大悪人」「尼子経久毛利元就に並ぶ中国地方の三大謀将」と言われましたが、虚構・創作と思われるものも多いです。

習字は、「謀将と?」はスッキリと、「あたりまえじゃ!と」は大胆に、「夜盗虫」はサラリと、というつもりで書きました。


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