川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

夜鷹 520 立花道雪

朝、善福寺川沿いを走ってきました。昨日、病院に行って検査を受け、後は帰るばかりですが、本当に良い季節を過ごせたこと感謝です。

「日本史1200人」520 立花道雪(ドウセツ;1513〜1585)

戦国から安土桃山時代の武将。豊後・大友氏の家臣。大友義鑑・義鎮(宗麟)の2代に仕え、義鑑が三男・塩市丸を後継者としようとした際には義鎮を支持した。北九州各地を転戦し、その勇猛は諸国に知られて恐れられた。特に筑前豊前の侵攻を企図する毛利氏との抗争に力を費やした。1578年、宗麟は島津氏討伐を企図し、道雪の反対に関わらず強行して大敗を喫した。以後、島津氏に対して守勢に回り、さらに1580年、龍造寺氏が遠征を始めた。数々の激戦があり道雪ら大友軍は劣勢ながら、見事な兵法で局地戦で敵大軍を撃破したが、決定的な打撃を与えることができなかった。そのような戦の中で道雪は病死した。道雪の由来は「道に落ちた雪は消えるまで場所を変えない」というものである

「消えるまで戦うだけじゃむ夜鷹か 立花道雪 に 端遊」

夜鷹(ヨタカ)が6月の季語です。飛翔しながら蚊などを食べる鳥で、「よだかの星」の主人公です。夜鷹も死ぬまで戦いでした・・・絵が得意だったようで、道雪が描いた菅原道真像が現存しています。また、花を植える趣味があり、在陣中の手紙に「秘蔵のお花の種を渡しとくから花壇に植えといてね。去年は植え過ぎたから気を付けて」という内容がありました。

習字は、「消えるまで」は弱く、「戦うだけじゃ」はそれなりに、「む夜鷹か」はサラリと、というつもりで書きました。


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