川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

芽立ち時 116 源義家

朝、「カタカナ英会話」を聞きながらロングランをして来ました。突然の新しいフレーズはやっぱり言えないなァ〜!と、走ったり歩いたりして来ました。 

「日本史1200人」の第116番の源義家(1039〜1106)です。

地方で力を蓄えた武士団の代表が、桓武天皇の家系から出た桓武平氏と、清和天皇の家系から出た清和源氏である。義家は清和源氏の実力者・源頼義の子であり13歳で初陣し、父とともに12年の合戦の末に安倍氏を平定した。さらに清原一族の乱を鎮めて名望が高まり、源氏の棟梁となった。清原一族の乱は内紛ということで朝廷から恩賞は出なかったが、義家は自分の財産を部下への恩賞にしたということで、源氏と東国武士は強く結ばれ、やがて訪れる源氏の武家政治の基盤となった。

「ヘン貴族武士は絆だ芽立ち時 源義家 に感じて」

芽立ち時が3月の季語です。春一斉に芽を吹き始める時です。武士が芽を出し、やがて花開くことに掛けました。目立ち時とも思いました。諸国の武士や百姓のなかで義家に荘園を寄進する者が多くなり、白河院政の軍事力の中核になると、院や貴族は警戒心を強め、弟の義綱や平正盛を重用するようになります。このため、義家の死後に深刻な後継者争いが生じ、平氏が台頭して来ます。

習字は、「ヘン貴族」はバカにした感じ、「武士は絆だ」は強く勢いよく、「芽立ち時」は変化をつけて、というつもりで書きました。


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