川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

夏アザミ 12 ネフェルティティ

 朝、海沿いをロングランして来ました。シャワーを浴びて体重を測ったら53.3kgと、先週より0.6kg減っていました。ヘエーっと感心していたら、友がエアコンの据付けに来てくれました。2階からの排水管の延長や室外機の錆止めペンキ塗りなどもしてもらい、3時近くまでかかりました。本当に安心しました。

「世界史1200人」12 ネフェルティティ(前1350頃)

アメンホテプ4世の正妃で6人の娘を生んだ。王と共に宗教改革を推し進めたが、国民にはなじまなかった。アメンホテプ4世の在位14年(紀元前1336年)から、ネフェルティティに関する歴史的記述が一切消えてしまう。仮説は、王妃の突然の死に出逢い、耐え難い心の苦痛を抱いたアメンホテプ4世がネフェルティティに関する言及を禁じたとするものから、王の寵愛を失い、王妃の地位を失ったネフェルティティが政治的に失脚してその名が消えたというものまで議論されている。

「愛なんて砂塵の彼方夏アザミ ネフェルティティ に 端遊」 

夏アザミが6月の季語です。夏に咲く薊です。花言葉は「報復・触れないで」です。王の寵愛を失った説を句にしました。でも、ネフェルティティは、クレオパトラと並んで美女の代名詞にもなっているそうです。一方、2010年にイギリスの歴史学者が、彼女の胸像をCTスキャンしたところ、内部に別の彫像が確認され、その彫像は鼻が曲がり目の周りにしわのあった女性だったことを明かしています。

習字は「愛なんて」はサラリと、「砂塵の彼方」は強弱を付けて、「夏アザミ」はスッキリと、というつもりで書きました。


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