川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

星祭 54 エウクレイデス

今日から町長選挙です。嫁さんは選挙対策・婦人部長なので、8時に出陣していきました。僕は出陣式に出席するだけのつもりでしたが、いろいろとお手伝いして来ました。

「世界史1200人」54 エウクレイデス(前400頃)

数学者。「原論(幾何学原本)」を著し、平面・立体幾何学整数論無理数論などの当時の数学を公理的方法によって組み立て、19世紀末から20世紀初頭まで数学の教科書として使われ続けた。特に幾何学を系統的・理論的に体系化し「ユークリッド(エウクレイデスの英名)幾何学」として、ニュートンらにも影響を与えた。ローマのバチカン宮殿にあるラファエロの有名な壁画「アテナイの学堂」にも、プラトンアリストテレスが降りてくる階段の足元で、コンパスを使って図形を描いている姿で描かれている。

「星祭三角四角幾何学に エウクレイデス に 端遊」

星祭が8月の季語です。本来は七夕の二星の祭ですが、満点に星が輝く夜の祭と置き換えました。そんな星々を繋いでいたら幾何学的な何かが閃いたとイメージしました。エウクレイデスという名はギリシア語で「よき栄光」を意味するもので、「原論」は複数人の共著であり、エウクレイデスは共同筆名とする説もあります。確実に言えることは、彼が古代の卓越した数学者で、アレクサンドリアで数学を教えていたこと、またそこで数学の一派をなしたことであるそうです。

習字は、「星祭」は柔らかく、「三角四角」は色々な形で、「幾何学に」は直線的に、というつもりで書きました。


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