川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

雪解け 205 高倉天皇

 朝、一人で海沿いを走って来ました。帰ってシャワーを浴びて体重を測ったら53.7kgと先週より0.2kg増えていました。

「日本史1200人」205 高倉天皇(1161〜1181)

80代天皇後白河天皇の子で母・平滋子は平清盛の妻の異母妹であり、政界の実力者・清盛の義理の甥である。1165年に二条天皇崩御すると、その子の六条天皇より3歳の年長であるにも関わらず皇太子に立てられた。そして2年後には六条天皇をわずか満3歳で退位させ、8歳で天皇として擁立された。1179年、父・後白河院と舅・清盛の政治的対立が深まり、治承三年の政変によって後白河院が事実上の幽閉状態に置かれると、高倉天皇自ら政務をとった。翌年、清盛の娘・徳子が生んだ安徳天皇に譲位し太上天皇となり、院政を開始するが間もなく病に倒れた。

「父!舅!雪解けなんて鴉カァー 高倉天皇 に 端遊」

雪解けが2月の季語です。「鴉カァー」はアホらしさ・無意味を象徴しました。後白河院と平家の圧力に悩まされ続けた天皇とされてきましたが、近年の研究では平家一門と組んで政治を推し進める意図を持っていたとの説が出ているそうです。

習字は、「父!舅!」は強く意地悪く、「雪解けなんて」は大胆にとぼけて、「鴉カァー」は無意味に、というつもりで書きました。


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