川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

短夜 284 藤原信実

 朝、1時間ほど遅く起きました。英語やエクササイズの後、一人で海沿いをゆっくり走って来ました。

「日本史1200人」284 藤原信実(1176〜1265)

公家、似絵(肖像)画家、歌人。父・隆信と同様に絵画・和歌に秀で、水無瀬神宮に伝わる国宝「後鳥羽院像」は隠岐島に配流される直前に信実によって描かれたとされている。短い線を何本も重ねる事で主体の面影を捉える技法が特色である。また、勅撰歌人として勅撰和歌集に122首が入集し、自撰歌集に「藤原信実朝臣集」があり、説話集の「今物語」を編纂している。

「短夜にシャッシャシャッシャと後鳥羽院 藤原信実 に 端遊」

短夜(ミジカヨ)が6月の季語です。承久の乱は5月、配流は7月なので、まさに短夜に短い線を重ねる手法で描いたんだろうな・・・

信実の子孫はいわゆる似絵の家系として知られる八条家となり、室町時代中期頃まで続きました。

習字は、「短夜に」はサラリと、「シャッシャシャッシャと」はリズムを付けて、「後鳥羽院」はクセを付けて、というつもりで書きました。


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