川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

猫じゃらし レオン3世

 朝、隣町に行き、二人でいつものコースを楽しく走り、お喋りして来ました。内蔵に原因があって酷い高熱を出し、救急車を呼んだら、高熱だからコロナと決めつけられて搬送されず、危なかったという話を聞いて、本当に驚きました。

「世界史1200人」151 レオン3世(685?〜741)

東ローマ帝国皇帝。経歴が明らかなのは、テマ・アナトリコンの長官に任じられて以降である。この時期にはウマイヤ朝の軍がすでに小アジアに侵入してきている。レオンは計略によって軍を一旦後退させ、首都コンスタンティノポリスに向かった。そこで総主教のゲルマノス1世らがテオドシオス3世を退位させ、レオンを3世として即位させた。即位後まもなくウマイヤ朝軍は包囲戦を開始したが、補給が滞ったこともあって撤退をし、後代のオスマン帝国の時代まで、イスラーム軍によって首都が包囲されることはなかった。

「猫じゃらし敵は撤退我は王 レオン3世 に 端遊」

猫じゃらしが9月の季語です。狗尾草(エノコログサ)です。猫がじゃれ遊ぶという猫じゃらしは、敵を後退させ、王に即位した「計略」に通じる感じです・・・内政面では「ローマ法大全」の要約・改訂版を発行し、イコン崇敬の禁止令を出し、聖像破壊運動を開始し厳しい弾圧をしました。この問題がきっかけとなって東ローマ皇帝ローマ教皇と対立し、カトリック教会との乖離を深めていきます。

習字は、「猫じゃらし」はサラリと、「敵は撤退」は幼く、「我は王」は強く大胆に、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20220928100448j:image