川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

浮塵子(ウンカ) 171 フランソワ1世

 昨日、大腸がんの手術の日が11月14日と決まりました。今月中かと思っていたのですが・・・術後の入院や検査を考えると、島に帰るのは12月中旬以降になりそうです。

「世界史1200人」171 フランソワ1世(1494〜1547)

フランス王。21歳で即位し、さらなる野心を持ちスペイン王・カルロス1世と激しく抗争を続けた。カトリックの両大国が敵対したことは、西洋キリスト教世界に重大な影響をもたらし、宗教改革の拡散を助長したり、オスマン帝国ハンガリー王国のほぼ全土を占領させてしまっている。一方内政では百年戦争後の財政復興も順調で絶対王政も整い、文芸の保護育成に努力した業績によって「フランス・ルネサンスの父」と呼ばれた。フランソワ1世が建築したフォンテーヌブロー宮殿は、フランス初の本格的なルネサンス様式の豪華な宮殿である。また、イタリヤからレオナルド・ダ・ヴィンチを招き晩年を保護した。

ルネサンス合理不合理浮塵子(ウンカ)舞う フランソワ1世 に 端遊」

浮塵子(ウンカ)が10月の季語です。3〜4mmの虫で、大群で稲田にやって来ます。群れる様子から雲霞とも書きます。ルネサンスはは合理・不合理を雲霞のように沸き立たせました・・・1519年に神聖ローマ皇帝崩御すると、フランソワ1世も皇帝位の後継者候補になりますが1票も獲得出来ず、スペイン王カルロス1世が選挙に勝利し、カール5世として即位しました。

習字は筆ペンで、「ルネサンス」はスッキリと、「合理不合理」は強弱で、「浮塵子舞う」はゥワッと、というつもりで書きました。


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