川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

風光る 287 アルクイン

朝、善福寺川沿いを走ってきました。Tシャツ短パンでも寒くなく。家の中でも暖房は要らないようです。

287 アルクイン(735〜804)

イギリス・神学者・聖職者。フランク王国カロリング朝ルネサンスを代表する人物である。フランク王国カール大帝に請われて、782年から790年まで王国の宮廷学校で、王や家族、学問のため集まった若者、および宮廷礼拝堂の若い聖職者に教えた。一旦イングランドへ戻ったが、北スペインでは「イエスは人間で神の養子になった」という異端説が勢力を持っていた。これに対抗するため再度招かれ、正統の主張により勝利した。アルクインはカトリック信仰が地上に平和をもたらすものであると信じ、その実現者をカール大帝に見ていた。

風光るアルと!カールと!呼んでくれ アルクイン に 端遊」

風光るが4月の季語です。春の太陽のもと、風は人も景色も光らせるようです。句はチョッと演劇っぽいですが・・・799年にアルクインがカール大帝にあてた有名な書簡では、教皇ビザンツ皇帝がいずれも堕落しているのに対し、カール大帝フランク王国のみが正しいキリスト教君主であるとしました。

習字は、「風光る」は上昇志向で、「アルと!カールと!」はそれなりに、「呼んでくれ」は恥ずかし嬉しで、というつもりで書きました。
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