川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

白夜 346 パーヴェル1世

朝、少し風邪気味でしたが、海沿いを走ってきました。ゆっくりゆっくり走りました。無事に走り終えて嬉しくなりました。

「世界史1200人」346 パーヴェル1世(1754〜1801)

ロシア皇帝エカチェリーナ2世の長男。母の崩御を受けてロシア皇帝に即位する。母との確執からエカチェリーナの政治を全否定する政治路線を採り、支離滅裂な政策などのため次第に廷臣の離反を生み、ついにはクーデターによって暗殺された。エカチェリーナの溺愛した孫の(パーヴェルの息子の)アレクサンドルが次の皇帝に即位した。少年時代のパーヴェルは、知的で容貌も美しかったが、チフスにかかり容貌が変化したため、粗暴で猜疑心の強い性格を形成したともいわれる。

「白夜でも母の悪夢だけっ!ロシア パーヴェル1世 に 端遊」

白夜が7月の季語です。太陽が沈まない薄明るい夜です。エカチェリーナのロシアなんてクソ喰らえ!・・・暴君・暗君の悪名が絶えないパーヴェルですが、彼の治世や彼個人への悪評はもっぱら彼の反対派・暗殺派によるものではあります。

習字は、「白夜でも」はサラリと、「母の悪夢だ」は怖がって、「けっ!ロシア」は強がって、というつもりで書きました。


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