川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

黄金虫 348 コジモ・デ・メディチ

朝、隣町に行き、二人でいつものコースを走り、楽しくおしゃべりして来ました。ミニトマト・ウリ・ゴーヤも頂いて来ました。

348 コジモ・デ・メディチ(1389〜1464)

イタリア・フィレンツェ共和国・銀行家。父の築いた銀行業を受け継いだが、1433年に政変が起こりヴェネツィアに逃れ、翌年に反対派の失脚により帰還した。政治的に表面に出ることを避け、選挙制度を操作して政府をメディチ派で固めフィレンツェ支配を確立した。対外的には、周辺国との勢力均衡を図り、ローマ教皇庁との結びつきを強めて、カトリック東方教会合同のフィレンツェ公会議を開催した。税金のおよそ65%を負担し、死後ローマ皇帝にならい、「祖国の父」の称号を贈られた。

「フィレンツェよ花もフンも!と黄金虫 コジモ に 端遊」

黄金虫が7月の季語です。種類により花・樹液・糞などを食べます。清濁を持った銀行家に掛けました・・・コジモは古代ギリシャの哲学者プラトンの思想に心酔して、私的な学芸サークル「プラトン・アカデミー」の基礎を作り、プラトン全集の翻訳を行わせ、ルネサンス期に新プラトン主義を刻印しました。

習字は、「フィレンツェよ」は明るく、「花もフンも!と」はのびのびと、「黄金虫」はそれなりに、というつもりで書きました。


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