川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

螻蛄(ケラ) 338 イヴァン4世

今日はハーリーです。午前2時〜5時まで舟番をして、一休みしてから8時に港に行きました。御願ハーリーと転覆ハーリーは惜しくも2位でしたが、最後の上りハーリーで大念願の1位をとりました!

「世界史1200人」338 イヴァン4世(1530〜1584)

ロシア皇帝。約2世紀半続いたモンゴル帝国から独立し、絶対王政(ツァーリズム)の基礎を築いた。3歳でモスクワ大公に即位し、16歳からツァーリの称号を用い親政を始めた。行政・軍事改革に着手し親衛隊を新設し、専制政治を行い「雷帝」と恐れられた。対外戦争を強行し版図を広げたが、黒海への進出ルートは失った。農奴制を強化したが、重税に苦しむ農民逃亡者が続出した。口論の末、後継者イヴァンの頭を鉄の杖で打ち砕いて殺してしまい、生涯悔やみ続けた。

雷帝よ儂らは螻蛄(ケラ)か息子もな イヴァン4世 に 端遊」

螻蛄(ケラ)が6月の季語です。トンネルを掘り地中で暮らします。逃亡した農奴と殺された息子に掛けました・・・西シベリア制圧のために用いたコサックとは、騎馬に長じた戦闘集団で、厳しい農   奴制から逃れた人々らで組織されました。

習字は、「雷帝よ」は強く、「儂らは螻蛄か」は大胆に、「息子もな」はとぼけて、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20230621124422j:image